巫女吞食 ~魔手的黑箱~
VAL-0028
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黒觸手を操り、五人の巫女を喰らい儘くせ! とある事件で感情と記憶を失った榛名秋隆 (はるな あきたか) は、家族から見離され、施設で孤獨な一人暮らしをしていた。 毎晩、見知らぬ少女が血塗れで死ぬという夢を見て、何かを思い出そうとするたびに強烈な頭痛に襲われる日々。 そんなある日、秋隆は街で褐色肌の巫女・ナタリアに聲を掛けられるが、何故かその姿を見て頭痛に襲われ、気を失ってしまう。 気がついたとき、彼はとある村を一望する高台でナタリアに介抱されていた。 そして、彼女に奇妙な祭壇と棺がある大屋敷へと案內される。 棺の中には夢で見た少女・綾咲椿 (あやさき つばき) がいて、さらに陽炎のように現れた彼女の幽體に言われるまま、秋隆は祭壇にあった箱を開ける。 それにより彼は、忘れていた過去を思い出す。 椿と戀仲になり、子供が作れるという箱を用いて “魔児(まご)” と呼ばれる子供を作ろうとしたこと。 しかしそれを夕凪菫 (ゆうなぎ すみれ) という女性の手により破壊されたこと。 破壊された箱から暴走した魔児が現れ、大きな火災を招き、その事件により村を追放されたこと。 椿は秋隆に、魔児を取り戻してほしいと懇願する。 村に住む巫女や菫の體內に、バラバラにされた椿の魔児が存在しているらしい。 魔児の宿主を凌辱し、心を穢したうえで體內に精を注げば魔児を奪うことが出來ると椿は言う。 そして奪った魔児を椿へと戻せば、椿は身體を取り戻せるということだった。 秋隆は椿を蘇らせるため、すべての元凶である菫への復讐のために動き出す。