太陽のプロミア
SEWO-3001
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太陽の街 『ミルサント』 に降り立った主人公。 一見、普通の青年にしか見えない彼には、ふたつの普通でない點があった。 ――ひとつ。 彼には、記憶がなかった。 何故そこにいるのか、自分が誰なのか、彼自身にもわからなかった。 ――ふたつ。 彼の腕の中には幼子(おさなご)がいた。 しかも、彼はその幼子と決して切れない紐で繋がっていた。 そして、彼の降り立った街にも、ほどなくして異常事態が起きる。 ミルサントを治める6人の女性神官 “六花”。 彼女たちの力の源である “六大樹” が、一斉に闇に包まれてしまったのだ。 何もかもが普通でない狀況の中、まるで運命に吸い寄せられるように 彼は一人の少女と出會う。 少女の名は、フレアルージュ=リリエンソール。 太陽神のお側役と最高神官を兼ねる “六花” の一人。 彼女との出會いが、世界に光を取り戻すための旅の始まりであることを 彼はまだ、知らない。