巨乳令嬢MC学園
MGGW0157
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私立・王京学園は由緒正しい名家の淑女が通う全寮制の女学園。 本年度から理事長交代によって教育方針が変わり、男子が入学することになったのだが…… そこに入ってきた男子は 池ノ上拓海 ただ 1人だった。 さらに、交代した理事長というのは学園に通う学生。 名門の家系もさることながら、その優秀さで理事長の座を得ることになった女子である。 入学した男が一人だったのは、この理事長の策略によるもの。 男を見下す理事長は、一人だけ学園に来た拓海をターゲットとし、他学生の鬱憤の捌け口としたのだ。 拓海は学園ヒエラルキーの底辺に置かれ、いじり が開始される。 やがてエスカレートしていく女子たちのいじりは、直接的な いじめ へと変わっていく。 からかい半分で拓海にちょっかいを出しては、反応をネタにさらなるいじめへ発展。 容姿も中身も冴えない拓海は、思春期な女子学生たちの格好の捌け口となっていた。 全寮制で理事長がそのいじめの元凶であるため、教師たちも見て見ぬふり。 逃げ場のない拓海はひたすらに耐える日々を送っていた。 いつしかそれが日常となり、「自分はそういう人間なのだ。 それが自分の役目だから……」 と思うようにすらなる。 苦痛でありながらも逃げ出すという考えを起こせなくなっていた拓海。 そんな日々が続いていたある日、ひょんなことから学園全体がマインドコントロールされていることに気が付く。 怒りを覚えた拓海は原因を突き止め、まさかの逆にマインドコントロールをする側に。 「これさえあれば…… 今まで僕がされてきたことも全部……お返ししてやれる……」 拓海は暗い情念を煮え滾らせるのだった。