Lautes Alltags
HXHS-002
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駅からほど近く靜かな住宅地にある喫茶店・キルシュトルテ。 そこのオーナー・大神睦月の弟である如月は、新卒での就職活動に失敗してしまい、やむなく姉の経営する喫茶店で春から薄給のバイトをしつつ就職活動を続けていた。 店には開店當時からバイトとして入っている 笹原陽鞠 (ささはら ひまり) や、幼なじみの 桜井佐奈 (さくらい さな) が毎日のようにシフトに入り、駅に近いこともあり、帰りの學生や近くの常連さんたちに支えられて少しの暇もありつつ繁盛していた。 內定をもらえないまま夏が終わり、そろそろ秋という時期。 店長の大神執柄 (おおがみ とりえ) が、外出先から1人の少女を連れて帰ってくる。 誰なのか問うと、「帰りに道で困っていたようだから」 と、理由も聞かずに連れてきたらしい。 如月・陽鞠・佐奈とで事情を聞くが、少女からは曖昧にしか返事を聞けず、「記憶が無いのでは」 と陽鞠が言い出してしまう。 そういうことならと、ちょうど店に顔を出した睦月は、少女に対して記憶が戻るまで住み込みのバイトとしてしばらく居ればいいと誘う。 少女は七瀬 (ななせ) と名乗り、その申し出を戸惑いつつも受け入れた。 新たなバイトを加えた キルシュトルテ の日常は、少しずつ変わっていくのかもしれない。