女忍者菖蒲
BP-0088
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二場兵悟はツテを辿り、藩の剣術指南役としての地位に就いていた。 女好きである兵悟は地位を利用し様々な相手を手籠めにしていたが、自身の役職にも手を抜かない。 間者を放ち探りを入れさせると、藩內の情報漏洩の話が聞こえてくる。 その詳細を聞いた兵悟は、さっそく情報の出所である蕎麥屋へと向かうのだった。 浪人を裝った兵悟は、女將の姿を捉えた瞬間に、足の運びや仕草から間者であることを見抜く。 だが、それと同時に女將の器量と豊満な肢體にも興味を引かれるのだった。 蕎麥を啜る傍らで耳を澄ませると、女將は菖蒲、娘は小春、主人は亮太郎だということが判った。 菖蒲の熟れた身體に強い欲望を駆り立てられた兵悟は、去り際に菖蒲へと聲を掛ける。 振り向き兵悟と目が合った菖蒲は、その気配にたじろぎ一瞬だけ本來のくノ一へと戻ってしまっていた。 その菖蒲の様子を確かめた兵悟は、少しだけ口元を歪めるとそのまま店を後にする。 その後、城下に放っている忍びを監視に付けた兵悟は、すでに菖蒲を嬲る算段を考え始めていた。