桃色戀戀 ~繁體中文版~
AMML-003
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「當主さま……今、楽にして差し上げます」 「し、瘴気を、お出しください……」 この地の “悪しきもの” を封印するために建立された玖珠月神社。 その社の當主は代々、土地に住まう人々を守る務めを義務としている。 だが、完璧な封印など無い。 わずかずつだか、瘴気はあふれ出す。 その瘴気を代々の當主は、己の身を持って背負い、無にしていた。 そんなある時、先代當主が亡くなる。 代を受け継いだ八廣は、まだ若く継承の儀が行えず……そのため瘴気は地にあふれ、わずかずつだが大地を蝕み侵食し始める。 それから、年月が流れた。 八廣が継承の儀式を執り行える年齢となり、改めて當主として社を受け継ぐ。 そしてあふれていた瘴気は自然と八廣に集まり、彼を蝕み始める。 覚悟も知識も無く、當主の本當の役目も彼はまだ知らない。 そしてさらに數ヵ月後、八廣は祖母に呼び出され真実を知る。 封印のこと、そして彼に集まる瘴気のこと。 自身に降りかかる異変のこと。 そしてそれを無にする儀式のこと……。 「さあ、どうぞ…… 當主さま、こちらに……」 それは “巫女たちとまぐわう行為”。 つまり、姉・舞奈、妹・鈴 と身體を重ねるということだった。